ジェネリック医薬品とは?|AGA治療に欠かせない医薬品の購入方法や処方方法について徹底解説!

2021.09.07 更新
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男性に見られる代表的な脱毛症であるAGAの治療は、主に投薬治療を中心として行われています。

進行型の脱毛症であるAGAを発症した場合、一定の期間は治療薬の服用を続ける必要があります。

そこでおすすめとなるのが、薬価が抑えられるジェネリック医薬品です。

では、AGA治療に関して、どのようなジェネリック医薬品があるのでしょうか。

クリニックで処方する必要性とあわせてご紹介します。

— 目次 —

ジェネリック医薬品とは

AGAの治療にジェネリックが利用できるかどうかについてご紹介する前に、そもそもジェネリックとはどのような医薬品なのか、詳しく知っておくことが重要です。

  • ジェネリックとは後発医薬品のこと
  • 新薬と同様の成分が含まれているため、同じ効果が期待できる
  • 開発にかかる費用が少ないため薬価を抑えられる
  • 後発医薬品のこと

    ジェネリックとは、日本語では後発医薬品のことを意味します。

    新薬の有効成分の特許期間を終えた後に作られるため、この名前が付けられています。

    ジェネリック医薬品と新薬との効果の違いについて

    ジェネリック医薬品には、新薬と同じ有効成分が使われています。

    そのため、新薬と同様の効果が期待できます。

    また、ジェネリック医薬品であっても、厚生労働省の認可を受けるためには、厳しい審査をパスする必要があります。

    そのため、ジェネリック医薬品も新薬と同様、安心して服用することが可能です。

    では、ジェネリック医薬品が新薬とどう違うのかというと、有効成分以外の成分が異なっています。

    例えば、添加物などが異なっていると、薬の効果は一緒でも、飲みやすさなどに違いが出ることもあります。

    ジェネリック医薬品が安い理由について

    ジェネリック医薬品の価格が抑えられる理由としては、新薬に比べて開発にかかる費用を抑えられることが挙げられます。

    一般的に、1つの薬が生み出されるまでには、10年から18年というとても長い年月を必要とします。

    まずは2年から3年かけて、新しい有効成分を発見したり、化学的に製造するための基礎研究が行われます。

    新薬の主成分となる候補が決定したら、その成分の安全性や有効性を確認するため、はじめに動物を使った非臨床試験が行われます。

    3年から5年に渡る非臨床試験で有効成分の安全性が確認されたら、実際に人間に対して投与する臨床試験(治験)が行われます。

    臨床試験を3年から7年行い、有効成分の安全性や有効性が確認されたら、やっと新薬の承認申請が行われます。

    製造・販売が許可されればそれで終わりではなく、新薬が発売された後も、適正使用に関しての調査や試験が行われるのです。

    このように、1つの新薬を生み出すのには大変な時間と手間がかかっています。

    ジェネリックの場合、有効成分はすでに存在しているため、販売に至るまでの期間および費用が削減できます。

    そのため、新薬に比べて安価で処方することが可能となっているのです。

    ミノキシジルの効果・副作用に関する記事はこちら

    ジェネリック医薬品の購入方法について

    ジェネリック医薬品は多くの病気やケガの治療に用いられていますが、どこで購入することができるのでしょうか。

  • 薬局の入っている病院で購入することが可能
  • 医師の処方箋を持って行き、薬局で処方してもらうことも
  • 通販や個人輸入サイトから購入することも可能
  • 病院で購入する

    院内に薬局を併設している病院やクリニックであれば、診療を受けた後に薬を出してもらうことが可能です。

    薬局で購入する

    院内に薬局がない病院やクリニックの場合、医師から受け取った処方箋を持参し、薬局でジェネリックを受け取ることが可能となっています。

    耳鼻科や小児科などでは、このような手段でジェネリックを購入することが一般的となってきています。

    通販で購入する

    ジェネリック医薬品の中には、通販や個人輸入代行サイトから購入することができるものもあります。

    ただ、通販で購入することはあまりおすすめできません。

    その理由に関しては後程詳しくご説明します。

    プロペシアの効果に関する記事はこちら

    AGA治療薬のジェネリック医薬品について

    一般的にAGAの治療には、厚生労働省によって認可を受けたフィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルを主成分とする治療薬が用いられています。

    では、それぞれどのようなジェネリック医薬品があるのでしょうか。

  • ザガーロには正規のジェネリックがない
  • プロペシアにはいろいろなジェネリック医薬品がある
  • 薄毛治療専門のクリニックではミノキシジルのジェネリックも利用している
  • ザガーロについて

    ザガーロは2016年に販売が開始された、比較的新しいAGA治療薬です。

    そのため、特許期間が続いている2021年現在では、ザガーロのジェネリックは存在していません。

    ただ、ザガーロの主成分であるデュタステリドは、もともと男性に見られる前立腺肥大の治療薬として用いられていたことから、ジェネリックのデュタステリド錠はいろいろ存在しています。

    ジェネリックのデュタステリド錠であっても、正規品のザガーロと同等の効果が期待できることから、多くのクリニックでジェネリックのデュタステリド錠を利用しています。

    プロペシアについて

    AGAの治療薬としてパイオニア的な存在であるプロペシアには、有効成分としてフィナステリドが配合されています。

    フィナステリドに関しては国内での特許期間を過ぎているため、製薬会社各社からジェネリックのフィナステリド錠がたくさん販売されています。

    ザガーロに比べると発毛効果で劣るプロペシアですが、現状を維持したり、薄毛の進行を遅らせたりする効果が期待できることから、クリニックではジェネリックのフィナステリド錠も積極的に利用しています。

    ミノキシジル配合薬について

    ミノキシジルは国内において外用薬(塗り薬タイプ)だけが認可されていますが、AGA治療専門のクリニックでは、内服タイプのミノキシジルも利用しています。

    なぜなら、外用薬に比べて、内服タイプのミノキシジルの方が、高い発毛効果を期待できるからです。

    内服タイプのミノキシジルに関しても多数のジェネリックが開発されており、AGA治療専門のクリニックでは副作用のリスクを慎重に見極めながら、1人1人に合った量を処方しています。

    AGA治療薬の効果・副作用に関する記事はこちら

    ジェネリック医薬品の処方方法について

    ジェネリック医薬品は、通販サイトなどを利用することで、個人輸入が可能です。

    ただし、個人輸入には危険がともなうため、原則としてクリニックで処方してもらうことが重要です。

  • 個人輸入は危険なので控えること
  • ジェネリック医薬品はクリニックで処方してもらうことが原則
  • 個人輸入は危険!

    海外の通販サイトや個人輸入代理店では、安価なAGA治療薬が販売されており、正規品と比較した場合、数分の1程度の価格で購入することが可能です。

    ただし、次のような理由から、個人輸入は通販サイトからの購入は、あまりおすすめできません。

    偽物をつかまされる可能性がある

    日本国内ではあまりないことですが、海外製のジェネリックを購入した場合、表示成分とは異なる成分が配合された偽物や、粗悪品をつかまされる可能性があります。

    日本の商習慣が通用しない

    日本で通販サイトを利用した場合、早いと翌日には商品が届きます。

    ですが、海外ではそのような日本の常識が通用しません

    場合によっては、商品の代価を振り込んだにも関わらず、商品が一向に届かないということも少なくありません。

    副作用が起きても自己責任となる

    医師の診察を受けずに、自己判断で購入した治療薬を服用し、副作用が起こったとしても、国による救済措置が受けられず自己責任となります。

    AGA治療薬の副作用としては、射精障害や勃起機能不全など男性機能の低下、肝機能障害、心臓への負担を増すといったことが挙げられています。

    医師の管理下で服用する場合はそれほどリスクがありませんが、自己判断で上記のような副作用が起こった場合、医薬品副作用被害救済制度が適用されないことを知っておきましょう。

    クリニック処方がおすすめ

    ジェネリックも医療用医薬品であることに変わりがないため、原則としてクリニックで処方してもらうことが重要です。

    AGA治療専門のクリニックでは、定期的に血液検査を行うなどして、安全かつ効率的にAGAの治療を進めています。

    また、AGAの原因は実にさまざまであるため、自己判断でジェネリックを購入したとしても、薄毛の改善につながるとは限りません

    AGA治療専門のクリニックでは、薄毛がなぜ起こっているのか原因を突き止め、1人1人に合った最適な治療法を提供することが可能です。

    AGA治療にかかる費用に関する記事はこちら

    新宿メディカルクリニックのジェネリック医薬品

    新宿メディカルクリニックでも、ジェネリックを利用したAGA治療を行っています。

    そこで、当院で利用しているジェネリックや、その価格についてご紹介します。

  • プロペシアのジェネリック上でAGAの進行を遅らせている
  • ジェネリックのデュタステリド錠で発毛を促進している
  • ジェネリックのミノキシジル錠で頭皮環境を改善している
  • ジェネリックのフィナステリド錠

    当院ではプロペシアのジェネリックとして、フィナステリド錠を利用しています。

    ジェネリックのフィナステリド錠は、AGAの進行を遅らせ、現状を維持する効果が期待されています。

    当院での価格は4,620円(税込・1ヶ月分)です。

    デュタステリド錠

    ザガーロには正規のジェネリックがないため、前立腺肥大の治療に使われるアボルブのジェネリックであるデュタステリドを利用し、積極的な発毛の促進に取り組んでいます。

    新宿メディカルクリニックでの価格は7,700円(税込・1ヶ月分)です。

    ノキシジル

    新宿メディカルクリニックでは、ミノキシジルのジェネリックであるノキシジルを利用しています。

    ノキシジルの有効成分であるミノキシジルには、血管を拡張し、血行を促進する作用があります。

    それによって頭皮環境を改善し、健康な髪の毛が育つ土壌を整えます。

    当院での価格は6,160円(税込・1ヶ月分)です。

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    まとめ

    現在、多くの病気やケガの治療にジェネリック医薬品が用いられています。

    薬価が抑えられるため、患者様にとっても明るい材料といえるでしょう。

    特にAGAのような進行型の脱毛症ですと、発毛効果が見られるまでにはある程度の時間がかかります。

    ジェネリック医薬品を利用することで、長期に渡って治療薬の服用を継続し、効果を実感していただくことが可能となります。

    ただし、安価だからという理由だけで、海外製のジェネリック医薬品を利用することには、多大なリスクがともないます。

    新宿メディカルクリニックでは専門医が薄毛の原因を探り、1人1人に合った治療薬および処方量を決定しています。

    安全かつ安心して治療が続けられるよう、AGAの治療は専門医の元で行うことがおすすめです。

    疑問点や不安な点は無料カウンセリングでも承っておりますので、なんでもお気軽にご相談ください。

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