薄毛は男性だけでなく、女性にとっても非常にデリケートなお悩みの1つです。
薄毛になると他人の目が気になりますし、ヘアアレンジなどのオシャレを楽しむこともできなくなってしまいます。
では、なぜ薄毛になってしまうのでしょうか。
また、薄毛を予防するにはどうすればよいのでしょうか。
薄毛の主な原因や予防法についてご紹介します。
-目次-
■まとめ
薄毛の原因とは?主な原因5つをご紹介
男性に見られる代表的な脱毛症であるAGA(Androgenetic Alopecia:男性型脱毛症)は、 男性ホルモンの変化が原因となって起こるとされています。
また、不規則な生活習慣や頭皮環境の悪化、頭皮への血行不良、ストレスなどさまざまな原因が複雑に絡み合い、薄毛になるリスクを高めると考えられています。
女性の場合、過度のダイエットによる栄養不足や、ヘアカラーやパーマなどのダメージが原因となって、脱毛症を発症するケースもあります。
【当てはまったら注意!】薄毛のサインや前兆について
抜け毛が多い
単純に抜け毛が多いと、薄毛になる可能性が増します。
排水溝に詰まっている髪の毛の量の変化に注目しましょう。
また、日ごろから髪の毛全体のボリュームに注目することも大切です。
抜け毛の量が1日あたり50本から100本程度であればそれほど気にする必要はありませんが、200本以上になってくると注意が必要です。
抜け毛が細く弱々しい
床に落ちている髪の毛が細くて弱々しい場合、髪の毛が十分に成長しないうちに抜け落ちている可能性があります。
そのことも、薄毛のサインと考えられます。
頭皮が硬い/薄い
頭皮が硬かったり薄かったりする場合、十分な血液が頭皮に送られていない可能性があります。
血行不良は毛母細胞の分裂を妨げるため、注意が必要です。
薄毛の予防は何歳から始めることが必要なの?
20代で薄毛になる原因
男性に見られる代表的な薄毛であるAGAには、思春期以降に発症するという特徴があります。
そのため、なるべく若いうちから予防に努めることが重要です。
20代の方の場合、暴飲暴食や栄養不足で薄毛になるリスクが増します。
女性の場合は、過度なダイエットにともなう栄養不足が原因で、粃糠性脱毛症を発症することがあります。
若いからといって暴飲暴食をしたり、夜遅い時間に食事をしたりせず、なるべく栄養バランスの取れた食事を心がけ、極端なダイエットは避ける必要があります。
30代で薄毛になる原因
30代になると仕事や育児などに追われ、ストレスによって薄毛を発症するリスクが増します。
また、運動不足によって生活習慣病を発症するようなライフスタイルになると、薄毛のリスクも増す結果となります。
そのため、自分なりのストレス解消法を実践することで、ストレスをため込まないようにし、適度な運動で生活習慣病を予防することが、薄毛の予防にも繋がります。
薄毛予防に本当に効くサプリメントとは?
髪の毛の生成に必要な成分
私たちの身体は食べ物からできていますが、髪の毛は、ケラチンと呼ばれるたんぱく質の一種を元に作られています。
そのため、たんぱく質を配合したサプリメントを摂取することがおすすめです。
また、私たちが摂取したたんぱく質はいったん体内でアミノ酸に分解され、その後、身体の各部分を構成するたんぱく質へと再合成されます。
その際に必要となるのが亜鉛です。
亜鉛は毎日の食事で不足しがちな成分でもあるため、亜鉛を配合したサプリメントを利用することもおすすめです。
ただし、サプリメントはあくまでも栄養補助食品であることを忘れないようにしましょう。
毎日、栄養バランスを考えた食事を摂るようにし、それでも不足する栄養素をサプリメントで補給するという考え方が必要です。
頭皮環境を改善できる成分
薄毛を予防するためには、頭皮環境の改善に繋がる栄養素を補給することもおすすめです。
頭皮環境を改善するためには、日々の食事で不足しがちなビタミンB群や、ビタミンC、ビタミンEなどを配合したサプリメントを摂取しましょう。
ビタミンB群には、血液の循環を促したり、皮膚の再生を促したりする働きがあります。
また、ビタミンCやビタミンEには高い抗酸化作用があるため、頭皮を外部の敵から守る強い味方となります。
ホルモンに働く成分
サプリメントの中には、ホルモンバランスに作用するものもあります。
例えば、男性に見られる代表的な薄毛であるAGAは、5α-リダクターゼの働きによって、テストステロンがジヒドロテストステロンへと変化することで、発症リスクを増すと考えられています。
そのため、5α-リダクターゼの働きを阻害するプロペシアやザガーロといった治療薬が用いられるのですが、ノコギリヤシには、5α-リダクターゼの働きを阻害する作用があることも分かってきています。
ノコギリヤシは米国南西部に古来より自生しており、先住民族が食用、および薬用植物として重宝してきました。
天然由来の成分から作られたサプリメントであるため、薬はなるべく避けたいという方や、将来の薄毛を予防したいという方におすすめです。
また、大豆の成分であるイソフラボンには、女性ホルモンの一種であるエストロゲンと似た働きのあることが分かっています。
年齢とともにエストロゲンの分泌量が減少することで、女性の薄毛のリスクも増してきます。
そのような場合、イソフラボンを配合したサプリメントを摂取することがおすすめです。
すぐにでもできる薄毛の予防・対策方法
薄毛の程度がまだそれほどでもない場合や、将来の薄毛を予防したい場合には、サプリメントを飲んだり、育毛剤を利用したりすることがおすすめです。
また、頭皮にかゆみや赤みが見られる場合や、皮脂の分泌量が極端に多かったり少なかったりする場合、シャンプーや食生活を見直したり、生活習慣を整えたりすることも重要です。
薄毛が本当に気になって仕方なく、すぐにでも改善したいという方は、薄毛治療専門のクリニックへ通った方がよいでしょう。
新宿メディカルクリニックの薄毛予防対策について
新宿メディカルクリニックでは、薄毛を予防したり改善したりするために、さまざまな治療を行っています。
そこで、代表的な治療法と、おおよその費用についてご紹介します。
治療法
当院では主に薄毛の治療薬と、メドジェットというノンニードル注入療法によって、薄毛の予防や改善に取り組んでいます。
薄毛の治療薬について
男性の薄毛治療には、プロペシアやそのジェネリック、ザガーロ、ミノキシジルタブレットなどを用いて、薄毛の改善を図っています。
プロペシアや、プロペシアのジェネリック、ザガーロには、AGAの原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の産生に関わる、5α-リダクターゼと呼ばれる酵素の働きを阻害する作用があります。
5α-リダクターゼは頭頂部や前頭部に多く分布しているため、AGAを発症した場合、O字はげやM字はげを発症しやすくなるのです。
ザガーロには、プロペシアよりも高い効果が期待されています。
ミノキシジルには血管を拡張し、血液の循環を促進する作用があります。
国内では塗り薬タイプのミノキシジルのみが認可されており、男性だけでなく女性用のミノキシジル外用薬がたくさん開発されています。
また、AGA治療を専門としているクリニックでは、患者様の体調変化に気を付けながら、より効果の高い飲み薬タイプのミノキシジル(ミノキシジルタブレット)を利用し、発毛効果を高めることにも取り組んでいます。
メドジェット
新宿メディカルクリニックでは、ノンニードル注入療法である、先進医療のメドジェット治療も行っています。
頭皮下に直接髪の毛の成長因子(グロースファクター)を注入することで、薬物療法よりも早く発毛効果を実感することが期待できます。
器具の先端に空いた0.03ミリメートル(30ミクロン)の穴から炭酸ガスを利用して、グロースファクターを注入するノンニードル注入療法なので、針を使ってグロースファクターを注入するときのような痛みがありません。
ちなみに、蚊の針がおよそ0.06ミリメートルとされているので、0.03ミリメートルというのが、いかに細いかお分かり頂けることでしょう。
メドジェットの治療においては、ケラチン細胞増殖因子や線維芽細胞増殖因子など多数のグロースファクターを注入し、男性はもちろんのこと、女性の薄毛の改善にも効果を発揮しています。
自宅での予防法
当院では、ノンニードル注入療法に用いている成長因子と同じものを配合したオリジナルの育毛剤や、オリジナルのサプリメントもご用意しています。
それによって、自宅でも薄毛の予防および改善に取り組んでいただくことが可能です。
費用
新宿メディカルクリニックにおける薄毛予防、および薄毛治療の費用は、おおよそ次の通りとなっています。
治療薬・治療法 | 1ケ月あたりの治療費 |
プロペシア(国内正規品) | 8,932円(税込) |
プロペシア(ジェネリック) | 4,620円(税込) |
ザガーロ | 12,012円(税込) |
ザガーロジェネリック(デュタステリド錠) | 7,700円(税込) |
注入療法(メドジェット治療) | 19,008円(税込)~ |
成長因子育毛剤 | 22,000円(税込) |
オリジナルサプリメント | 8,250円(税込) |
まとめ
男性に見られる代表的な薄毛であるAGAは、思春期以降に発症する進行型の脱毛症であるため、早くから予防に努めることが重要です。
また、最近は若い女性の中でも、無理なダイエットによる栄養不足で、薄毛になる方が少なくありません。
新宿メディカルクリニックでは、男性だけでなく女性の薄毛のお悩みにもお応えしています。
まずは無料カウンセリングで、薄毛に関するお悩みをお聞かせ下さい。