年代別に治療法や原因が違う?薄毛の治療方法について徹底解説!

2021.06.13 更新
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薄毛は男性にとっても女性にとっても、深刻な見た目上の悩みとなりますが、現在では専門のクリニックで治療が受けられる時代となっています。

皮膚科でも投薬治療を受けることはできるのですが、当院のような薄毛治療専門のクリニックでは、投薬治療以外にもさまざまな方法で薄毛の改善に取り組んでいます。

今回の記事では、年代別の薄毛の原因や治療法について詳しく解説するとともに、薄毛の治療に要する費用や、薄毛を改善する際に気をつけるべきことなどについてご紹介します。

— 目次 —

【年代別】薄毛の治療法・原因について

薄毛というと、壮年期や中年期以降に見られるものと思われがちですが、実際には20代で薄毛が始まる方もいらっしゃいます。

その原因や、年代別の薄毛治療法についてご紹介します。

  • AGAによる20代の薄毛治療は現状維持や予防を中心に行う
  • 30代の薄毛治療は現状維持+発毛促進が中心となる
  • 40代の薄毛はストレスによって悪化することもある
  • 50代以降の薄毛は進行を遅らせることが重要
  • 20代|薄毛治療について

    20代の薄毛は、壮年期以降の方のように、局所がはげ上がってしまうようなことがあまり多くありません。

    どちらかというと、「髪の毛のボリュームが減ったかな?」というような状態が特徴です。

    男性に見られる代表的な薄毛がAGA(エージーエー:男性型脱毛症)ですが、薄毛の診療ガイドラインによると、AGAは思春期以降に発症する脱毛症と定義されています。

    20代の薄毛の場合は、現状維持目的の治療を中心に行い、経過を注意深く見守ることが重要です。

    薄毛の程度がそれほどでなければ、育毛剤を利用するケースもあります。

    30代|薄毛治療について

    30代も半ばに入ると、AGAの進行に拍車がかかるケースも珍しくありません。

    それまでは髪の毛全体のボリュームが減少する程度だったのに、頭頂部の薄毛や生え際の後退が目立ってくることもあります。

    ですが、30代の場合、まだ毛根は生きているケースも多いため、積極的に発毛を促進する治療に切り替えることで、現状維持や年齢相応の毛髪量を回復することが期待できます。

    女性の場合、出産などが原因でホルモンバランスが乱れ、髪の毛全体のボリュームが減少することもあります。

    その場合、外用薬やサプリメントなどを利用し、発毛を促進する治療が行われます。

    40代|薄毛治療について

    40代になると、会社での地位が上がり、仕事によるストレスで薄毛を悪化させてしまうこともあります。

    また、女性の場合は更年期障害にともない、抜け毛の量が増えたり、髪の毛が細くなったりすることもあります。

    そのため、40代の薄毛に関しては自律神経のバランスを整えることも必要となります。

    治療薬を使用するだけでなく、生活習慣や食習慣、運動習慣などの見直しも必要となってきます。

    50代|薄毛治療について

    50代以降になると、男女ともに加齢のために抜け毛の量が増えたり、髪の毛が細くなったりするケースが増えてきます。

    ある意味では生理現象なので仕方がない事態ではあるのですが、それでも治療を行うことで、少しでも薄毛の進行を遅らせることが重要となります。

    中年期以降の薄毛と同様、抜け毛のリスクを高めるような生活習慣を見直し、現状維持に努めることが必要となります。

    薄毛の原因について

    薄毛の原因は遺伝やストレスをはじめ、人によって実にさまざまです。

    以下の記事では薄毛の原因について詳しくご紹介していますので、ぜひ併せてご覧になってください。

    薄毛の原因に関する記事はこちら

    薄毛治療にかかる費用について

    薄毛の治療は、美容整形などと同じく審美目的の治療となります。

    そのため、原則として保険適用がありません。

    そこで気になるのが薄毛治療にかかる費用だと思いますが、当院では次のような料金体系で薄毛の治療を行っています。

  • 現状維持目的であれば1ケ月あたり4,620円から治療が受けられる
  • 積極的に発毛を促す場合は1ケ月あたり7,700円から
  • 発毛効果を早く実感したい方にはメソセラピーがおすすめ
  • 女性の場合はメソセラピーや育毛剤を利用した治療が中心となる
  • 男性の薄毛治療に必要な費用

    男性の薄毛治療に必要となる費用は、薄毛の進行状態や年齢によってさまざまです。

    20代の男性やそれほど薄毛が進行していない方の場合、現状維持目的であれば、プロペシアのジェネリックを利用することで、1ケ月あたり4,620円から治療を受けていただけます。

    積極的に発毛を促進する場合には、より発毛効果の高いザガーロやそのジェネリックを用いて治療を行います。

    その場合、1ケ月あたり7,700円から治療が受けられます。

    発毛効果を早く実感したい場合は、頭皮下に直接グロースファクター(髪の毛の成長因子)を注入するメドジェット治療(毛髪再生メソセラピー)がおすすめです。

    メドジェットは薄毛の範囲によって料金が異なりますが、1回あたり19,008円から治療を受けていただけます。

    その他、オリジナルサプリメントを利用することで、自宅でも薄毛予防に取り組んでいただくことが可能ですし、メソセラピーに使っている成長因子を配合した育毛剤は、男女ともに使っていただくことが可能です。

    新宿メディカルクリニックにおける薄毛治療の費用を簡単にまとめておきます。

    治療薬・治療法 1ケ月あたりの治療費
    プロペシア(国内正規品) 8,932円(税込)
    プロペシア(ジェネリック) 4,620円(税込)
    ザガーロ 12,012円(税込)
    ザガーロジェネリック(デュタステリド錠) 7,700円(税込)
    注入療法(メドジェット治療) 19,008円(税込)~
    成長因子育毛剤 22,000円(税込)
    オリジナルサプリメント 8,250円(税込)

    女性の薄毛治療に必要な費用

    女性の薄毛にはプロペシアやザガーロといった内服薬が利用できません。

    なぜなら、プロペシアやザガーロは男性ホルモンにアプローチする治療薬だからです。

    女性の場合は、オリジナルサプリメントや、成長因子育毛剤を利用して薄毛の進行を予防したり、メドジェット治療を行って、発毛を促進したりします。

    AGA治療にかかる費用に関する記事はこちら

    薄毛治療で気をつけること

    薄毛治療を行う場合、基本的に早期診断および早期治療が重要となります。

    専門医による診断を受け、自分に合った治療を始める必要があります。

    自己判断で海外製の治療薬を服用するリスクや、育毛剤の効果と合わせて解説します。

  • 薄毛は早期診断・早期治療が重要
  • クリニックの専門医による診断が必須
  • 自己流の改善法はリスクが伴う
  • 市販の育毛剤は発毛が目的ではない
  • 早期診断や早期治療を心がける

    薄毛は原則として早期診断早期治療が重要となります。

    早期診断が必要な理由は、薄毛の原因が実にさまざまだからです。

    原因を特定できなければ、効果的な治療を行うこともできません。

    そのために早期診断が求められるのです。

    また、薄毛の原因が特定で来たら、早期に治療を開始することも求められます。

    特に男性に見られる代表的な薄毛であるAGAの場合、手を拱いていると薄毛が徐々にかつ確実に進行してしまいます。

    AGAの厄介な点として、思春期以降に発症することや、進行型であることが挙げられますが、それ以上に厄介な点が不可逆性の脱毛症であるという点です。

    例えば25歳の時に薄毛の治療を開始し、40歳で薄毛の治療をやめたとします。

    その時、髪の毛の量は25歳で治療を始めた段階に戻るのではなく、「治療をしなかった場合に、40歳でこれくらいまで減っていたであろう」という毛髪量になってしまうのです。

    そのため、AGAの治療を早期に開始しつつ、薄毛を予防するための生活習慣の改善にも取り組むことが重要となります。

    クリニックによる診断を受ける

    薄毛に関しては、専門のクリニックで診断を受けることがおすすめです。

    実は、薄毛の治療自体は皮膚科でも行っているところがあるのですが、皮膚科の医師はあくまでも、皮膚疾患全般に関する専門医です。

    薄毛治療専門のクリニックには、薄毛や頭皮トラブルなどに特化した医師が在籍しており、視診だけでなくファイバースコープなど最新の検査機を用いて検査を行い、1人1人の原因を明らかにしていきます。

    自己流、市販育毛剤は効果が薄い!?

    薄毛の改善に用いられる治療薬は医療用医薬品であるため、原則として専門医の処方が必要となります。

    ただ、個人輸入代理店などでは、海外製のジェネリックを販売しているところもあります。

    海外製のジェネリックは確かに安価で入手することが可能なのですが、粗悪品をつかまされることがありますし、海外と直接やり取りをした際に、料金を支払ったのに商品が届かないといった事例も見られます。

    また、自己判断で医薬品を服用した場合、仮に副作用が起こったとしても、国による救済措置が受けられないことを知っておきましょう。

    薄毛を改善するために肝機能障害や射精障害になっては元も子もありません。

    育毛剤に関しては、髪の毛の成長をサポートする効果こそ期待できますが、治療薬のような発毛効果は期待できません。

    なぜなら、育毛剤はあくまでも髪の毛を育む(はぐくむ)ためのものだからです。

    ある程度進行してしまった薄毛に対しては、焼け石に水となりかねません。

    AGA治療薬の効果・副作用に関する記事はこちら

    新宿メディカルクリニックの薄毛治療について

    新宿メディカルクリニックでは、男性だけでなく女性の薄毛治療も行っています。

    治療法としては、投薬治療やメドジェット治療、外用薬やオリジナルなどが挙げられます。

  • 男性の薄毛には投薬治療が効果的
  • 発毛効果を早く実感したい場合はメドジェット治療がおすすめ
  • 女性の薄毛には外用薬や成長因子育毛剤を使用
  • 男性の方必見|新宿メディカルクリニックの薄毛治療について

    男性に見られる薄毛の多くがAGAによるものであるため、AGA治療薬であるプロペシアやザガーロ、およびそのジェネリックの服用が効果的です。

    プロペシアやザガーロには、AGAの原因となる5α-リダクターゼの働きを阻害し、抜け毛を予防する作用が期待できます。

    また、継続して服用することで、多くの方に発毛効果が見られています。

    ただ、投薬治療の効果があらわれるのは、治療を開始してから平均して6ヶ月後であるため、もっと早く発毛効果を実感したいという方には、頭皮下にグロースファクター(髪の毛の成長因子)を注入するメドジェット治療がおすすめです。

    女性の方必見|新宿メディカルクリニックの薄毛治療について

    女性の場合、プロペシアやザガーロといった治療薬を服用することができないため、発毛効果の期待できる外用薬を頭皮に塗布し、血行を促進することで発毛を促します。

    また、メドジェット治療に用いているグロースファクターを配合した、当院オリジナルの育毛剤もあるので、自宅でも薄毛の改善に取り組んでいただけます。

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    まとめ

    薄毛は男性にも女性にも見られるお悩みですが、早期に治療を開始することで、薄毛を改善したり、症状の進行を遅らせたりすることが期待できます。

    特に、男性に見られる薄毛の代表例でもあるAGAの場合、治療の開始が遅れれば遅れるほど、薄毛が確実に進行することとなります。

    その間に毛根が死滅してしまえば、その毛穴からは二度と髪の毛が生えてくることはありません

    女性の場合、男性のように局所がはげ上がることはありませんが、地肌が透けて見えるなどすると他人の目が気になることと思います。

    そのため、やはり早めに治療を開始し、年齢相応の毛髪量を取り戻すことがおすすめです。

    新宿メディカルクリニックでは、プライバシーに配慮した院作りを行っており、女性の方でも安心して治療を受けていただくことが可能です。

    無料カウンセリングも行っておりますので、心配なことや不安な点がございましたらなんでもご相談ください。

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