抜け毛が多いのは何本から?気になる症状などについて徹底解説

2021.06.03 更新
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抜け毛が多いとは何本から?抜け毛が気になる場合の対策をご紹介

健康な方であっても、毎日髪の毛が抜けることは当たり前の現象として起こります。

ですが、抜け毛の量が気になってくると、「いずれ薄毛になるのではないか?」と心配になる方もいらっしゃることでしょう。

では、なぜ抜け毛の量が多くなってくるのでしょうか。

また、どれくらいの抜け毛がある場合、抜け毛が多いと考えられるのでしょうか。

抜け毛が気になる場合の対策と合わせてご紹介します。

— 目次 —

抜け毛が多くなる原因とは?

抜け毛が多くなることにはいくつかの原因があります。

生理現象として心配することがない原因もあれば、薄毛のリスクを増す要注意の原因もあります。

そこで、抜け毛が多くなる代表的な原因についてご紹介します。

  • 季節の変わり目には抜け毛が多くなる傾向にある
  • ストレスによって抜け毛の量が増えるリスクを増す
  • ストレスによって抜け毛の量が増えるリスクを増す
  • 女性は自律神経やホルモンバランスの乱れに要注意
  • 若い方の場合は生活習慣の乱れに気を付けることが重要
  • 【夏は特に注意】季節の変わり目

    抜け毛が多くなる原因として、季節の変化が挙げられています。

    イギリスでの研究によると、年間を通した抜け毛の量は、8月から9月頃にピークを迎えるということです。

    参照元:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/2003996/

    日本とイギリスとでは季節の変化が異なるので、一概に8月から9月に抜け毛が増えるとは言ません。

    ですが、日本でも抜け毛量の変化に関する研究が行われており、春と秋に抜け毛の量が増えるとか、秋から冬に抜け毛が増える、夏場に抜け毛が多くなるなどいろいろな説が見られます。

    夏場に抜け毛の量が増える原因としては、紫外線による頭皮や髪の毛へのダメージや、汗を大量にかくことで頭皮や髪の毛が湿ってしまうことなどが挙げられます。

    ベランダに置いてある洗濯ばさみがいつしかボロボロになるように、紫外線には物質を破壊する強い力があります。

    そのような紫外線にさらされることで頭皮環境が悪化し、抜け毛のリスクを増すと考えられるのです。

    また、頭皮や髪の毛が湿った状態を放置することで、頭皮の常在菌が繁殖し、やはり頭皮環境を悪化させるリスクを増します。

    【亜鉛の消費量が関係?】ストレス

    意外に思われるかもしれませんが、ストレス状態が昂じた場合、亜鉛の消費量を増すことが分かっています。

    亜鉛は必須ミネラルの一種で、亜鉛が不足することで髪の毛が抜けやすくなったり、肌が乾燥しやすくなったり、性欲が減退したり、味覚が鈍くなったりとさまざまなトラブルのリスクが増します。

    髪の毛はたんぱく質の一種であるケラチンから作られていますが、体内のアミノ酸がケラチンへと再合成されるときに、亜鉛が重要な役目を果たします。

    そのため、亜鉛が不足すると髪の毛の成長に悪影響を及ぼすこととなるのです。

    亜鉛には脳内の興奮性の神経伝達物質(ノルアドレナリンやドーパミン)の働きを抑止し、ストレス状態を改善する役目があるため、ストレスがたまればたまるほど亜鉛を大量に消費し、結果として抜け毛のリスクを増すこととなるのです。

    【女性は特に注意】自律神経やホルモンバランスの乱れ

    自律神経は交感神経と副交感神経の2つから成っており、日中は交感神経が優位になることで、脳や身体を活発に働かせることが可能となります。

    夜になると副交感神経が優位に傾き、脳や身体を休めることとなります。

    ところが、何らかの原因によって自律神経のバランスが乱れると、夜になっても交感神経優位状態(アクセルを踏みっぱなし状態)が続き、睡眠の質が低下することとなります。

    私たちの体内では寝ている間に成長ホルモンが分泌され、活発な細胞分裂を促しているのですが、睡眠の質が低下することによって細胞分裂が不活発になり、その結果、身体にさまざまな不調を引き起こすこととなります。

    髪の毛も毛母細胞が分裂することによって成長しているため、自律神経のバランスが乱れると、髪の毛の成長にも悪影響を及ぼすことになるわけです。

    女性は30代から40代にかけて、仕事や結婚、出産などいろいろな変化に見舞われます。

    それにともなって自律神経のバランスが乱れると、抜け毛の量が多くなる可能性もあるのです。

    また、女性の場合はホルモンバランスの乱れによって、抜け毛が増えることもあります。

    特に出産後や更年期になると、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が減少するため、抜け毛の量が増える傾向にあります。

    出産後に見られる女性の薄毛を特に分娩後脱毛症と呼んでいます。

    更年期以上の女性に見られる薄毛の多くは、びまん性脱毛症と呼ばれています。

    男性のように局所がはげ上がるような抜け方はしませんが、髪の毛全体のボリュームが減少したり、地肌が透けて見えるようになったりします。

    【20代は特に注意】生活習慣の乱れ

    20代の若い方の場合、生活習慣の乱れによって抜け毛の量が増える可能性もあります。

    まだ体力のある若い方の場合、夜遅くまで起きていることで、睡眠の質を低下させてしまう可能性があります。

    また、独身男性の場合、食事をコンビニ弁当やインスタント食品などで済ませてしまい、髪の毛の成長にとって必要な栄養素が不足してしまうこともあります。

    抜け毛が多い本数とは?

    抜け毛はいろいろな原因によって増える可能性があるということですが、では、一体どれくらいの抜け毛が見られた場合、抜け毛が多いと考えられるのでしょうか。

  • 1日に50本から100本の抜け毛であればそれほど心配ない
  • 抜け毛の量が1日に200本を越えた場合は要注意
  • 1日に髪の毛が抜ける本数について

    抜け毛の量は季節によっても異なるのですが、一般的に50本から100本程度の抜け毛であればそれほど心配ないとされます。

    また、季節の変わり目には100本以上の抜け毛が見られることもありますが、一時的な現象であれば、やはりそれほど心配する必要はありません。

    200本以上は注意が必要

    抜け毛の量がコンスタントに1日当たり200本を超えるようだと、注意が必要だとされます。

    200本以上の抜け毛が見られる場合、何らかの脱毛症を発症している可能性があります。

    【多いと感じたら早めに対策】抜け毛を抑えるために大切なこと

    抜け毛の量が多いと感じたら、早めに対策することが重要です。

    早めに対策することで、将来の薄毛のリスクを下げることが期待できますし、身体や頭皮のコンディションを維持することにもつながります。

  • 抜け毛が多いと感じたら栄養のある食事を心がける
  • シャンプーを見直すことも重要
  • 栄養がある食生活を心がける

    私たちの身体が食べたものから作られるのと同じく、髪の毛も私たちが摂取した食事から作られます。

    そのため、抜け毛を抑えるためには、栄養のある食事を摂取することが重要です。

    特に髪の毛を作る元となるたんぱく質や、頭皮環境を整え、血行を促進するためのビタミン群、身体のコンディションを整えるミネラル(亜鉛など)を日常的に摂取するよう心がけましょう。

    シャンプーを改善する

    抜け毛の量が気になる場合、シャンプーを改善することも試してみましょう。

    シャンプーが肌質に合っていない場合、頭皮環境の悪化を招き、結果として抜け毛の量を増すリスクが高くなります。

    シャンプーと抜け毛との関係については、「抜け毛 原因」の記事で詳しくご紹介しています。

    本当に気になる方におすすめ|新宿メディカルクリニック

    抜け毛の量が200本を越え、その状態がしばらく続くようであれば、何らかの脱毛症を発症している可能性があります。

    その場合、なるべく早く治療を開始することが重要です。

    新宿メディカルクリニックでは、さまざまな治療法で抜け毛を抑止し、薄毛を改善することに取り組んでいます。

  • 男性の抜け毛にはプロペシアやザガーロが効果的
  • 女性の抜け毛は血行を促進することで改善
  • 早く発毛効果を実感したい方にはメソセラピーがおすすめ
  • 男性の抜け毛にはプロペシアやザガーロが効果的

    脱毛症にはいろいろな種類がありますが、特に男性に多くみられる脱毛症として知られているのが、男性型脱毛症と呼ばれるAGA(エージーエー:Androgenetic Alopecia)です。

    AGAによる抜け毛は、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)によって、抜け毛を引き起こすサイトカインが産生されることによって起こります。

    プロペシアやザガーロといった治療薬には、ジヒドロテストステロンの産生を抑止する作用があるため、抜け毛をストップさせる効果が期待されています。

    女性の抜け毛は血行を促進することで改善

    男性に見られるAGAには進行型という特徴があり、治療を続けない限り薄毛が確実に進行してしまいます。

    それに比べると、女性の抜け毛は改善しやすい傾向にあります。

    女性の抜け毛に対しては、頭皮に塗布するタイプの治療薬を使用し、血行を促進することで、頭皮環境を改善することから始めます。

    頭皮の栄養状態が改善することで、抜け毛を予防し、発毛を促進することが期待できます。

    また、自宅で使用することが可能なオリジナルサプリメントや、髪の毛の成長因子を配合した育毛剤も用意していますので、自宅でも抜け毛の予防に取り組んでいただくことが可能です。

    早く発毛効果を実感したい方にはメソセラピーがおすすめ

    抜け毛の量が増えて、薄毛が気になっている場合、メソセラピーもおすすめです。

    メソセラピーは頭皮下に髪の毛の成長因子(グロースファクター)を注入する治療法で、投薬治療よりも早く発毛効果が実感できると好評です。

    当院ではノンニードルメソセラピー(メドジェット治療)を採用しており、従来の針を使ったメソセラピーに比べると痛みがほとんどありません。

    男性の方でも女性の方でも受けていただけます。

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    まとめ

    抜け毛は毎日のように起こる生理現象であり、極端に抜け毛の量が多くなければ、それほど心配する必要はありません。

    ですが、排水溝に詰まる抜け毛の量が増えてきたり、枕や布団に付着している抜け毛の量が増えてきたりした場合は要注意です。

    抜け毛の量が増えたからすぐに薄毛になるわけではありませんが、抜け毛量の多い期間が長くなればなるほど、薄毛を発症リスクは増してしまいます。

    ただ、一般の方にとって、どれくらいの抜け毛がある場合、治療をした方がよいか分からないこともあることでしょう。

    そのようなときには、新宿メディカルクリニックの無料カウンセリングをご利用ください。

    早めのケアで将来の薄毛を予防しましょう。

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