抜け毛の予防方法は?注意点や抜け毛の種類について詳しく解説します

2021.06.05 更新
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薄毛は男性にとっても女性にとっても由々しき問題ですが、薄毛のサインが抜け毛にあらわれているケースもあります。

では、どのような抜け毛が見られる場合、薄毛になる可能性があるのでしょうか。

また、そもそもなぜ抜け毛の量が増えてしまうのでしょうか。

今回の記事では、抜け毛が増える原因や予防法、クリニックでの治療法などについて詳しくご紹介しています。

— 目次 —

こんな抜け毛は注意?抜け毛の種類について

次のような抜け毛が見られる方は注意が必要です。

  • 抜け毛の本数が異常に多い
  • 抜け毛が細く弱々しい
  • 毛根鞘の形や色に異常が見られる
  • 抜け毛の本数が異常に多い

    人間の頭髪はおよそ10万本あるとされていますが、ヘアサイクルによって毎日50本から100本の髪の毛が抜け落ちるとされています。

    また、季節によっては100本以上の抜け毛が見られることもあります。

    ところが、あまりにも抜け毛の本数が多い場合、もしかしたら何らかの脱毛症を発症しているのかもしれません。

    排水溝に詰まる髪の毛の本数や、枕に付着している髪の毛の本数、ドライヤーをかけた後に床に散らばっている髪の毛の本数などをチェックしてみましょう。

    抜け毛が細く弱々しい

    抜け毛が細くて弱々しい場合、ヘアサイクルの周期が乱れている可能性があります。

    ヘアサイクルは通常、髪の毛の「成長期」→「退行期」→「休止期」→「成長期」…といった具合にサイクルしています。

    ヘアサイクルはその大部分を髪の毛の成長期によって占められています。

    ところが、何らかの原因によってヘアサイクルが乱れると、髪の毛の退行期が早く訪れ、髪の毛が十分に成長していないのに抜け落ちることとなります。

    ヘアサイクルは一生涯の内に15回ほどしかないため、退行期が早く訪れると、将来の薄毛のリスクが増してしまうこととなります。

    そのため、抜け毛の状態は常にチェックするよう心がけましょう。

    毛根の形や色に注意

    抜け毛をよくみてみると、根元の方に半透明のゼリー状の物体がついていると思います。

    その物体のことを毛根鞘(もうこんしょう)と呼んでいます。

    毛根鞘は、簡単に言うと、髪の毛と頭皮を結び付けている接着剤のようなものです。

    ヘアサイクルが正常にめぐっている場合、抜け落ちた髪の毛にはマッチ棒の先のような形の毛根鞘が付着しているものです。

    ところが、毛根鞘が少ない場合や、毛根鞘がみうけられない場合、髪の毛に十分な栄養が届けられていない可能性があります。

    また、毛根鞘が赤くなっているような場合、毛穴や頭皮に出血を起こしている可能性があります。

    傷口から細菌が侵入した場合、炎症を起こして頭皮環境を悪化させることもあるため注意が必要です。

    AGAの初期症状に関する記事はこちら

    抜け毛の主な原因は?

    抜け毛の主な原因としては、次のようなことが挙げられています。

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 誤ったヘアケアや肌質に合っていないシャンプー
  • 抜け毛が増えるような生活習慣
  • ストレス
  • ホルモンバランスの乱れ

    抜け毛の原因としては、ホルモンバランスの乱れが挙げられます。

    ホルモンバランスの乱れは男女ともに起こりますが、具体的に体内ではどのような変化が起こっているのでしょうか。

    男性ホルモンによる影響

    男性ホルモンとしてよく知られているテストステロンですが、体内の酵素の一種である5α-リダクターゼの働きによってより強力なジヒドロテストステロン(DHT)へと変化すると、抜け毛の原因となる有害なサイトカインが産生されます。

    有害なサイトカインによって髪の毛の成長期が短縮され、退行期が早く訪れることで、抜け毛のリスクを増します。

    このようにして発症する脱毛症の代表例が、男性に多くみられるAGA(Androgenetic Alopecia:男性型脱毛症)です。

    女性ホルモンによる影響

    女性の髪の毛が美しく豊かであるのは、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの働きによります。

    エストロゲンは女性を女性らしくするためのホルモンで、男性に比べて女性の身体が柔らかく、丸みを帯びていることも、声が高いことも、エストロゲンの働きによります。

    ところが、出産や更年期などにエストロゲンの分泌量が減少すると、抜け毛の量が増えることも珍しくありません。

    出産後に見られる一時的な抜け毛のことを分娩後脱毛症と呼ぶこともあります。

    また、更年期の女性に見られる薄毛の代表例がびまん性脱毛症です。

    男性のように頭頂部や前頭部がはげ上がるようなことはありませんが、頭皮が透けて見えたり、髪の毛全体のボリュームが減少したりします。

    誤ったヘアケアや肌質に合っていないシャンプー

    ヘアケアやシャンプーが抜け毛を引き起こすケースもあります。

    例えば、髪の毛を洗う時や吹くときにゴシゴシと強い力でこすってしまうと、牽引力によって抜け毛のリスクを増すこととなります。

    また、市販のシャンプーなどに含まれている合成界面活性剤によって、頭皮にとって必要な皮脂まで根こそぎ奪い取られると、頭皮環境の悪化を招き、結果として抜け毛のリスクを高めることとなります。

    抜け毛のリスクを増すような生活習慣

    日常の生活習慣が、抜け毛のリスクを高めることもあります。

    抜け毛のリスクを高めるような生活習慣としては、次のようなことが挙げられます。

    酒やタバコによる影響

    お酒をたくさん飲むと、利尿作用によって身体から水分が奪われます。

    その結果、いわゆるドロドロ血液になって、血行不良を招きます。

    また、タバコに含まれるニコチンによって毛細血管が収縮すると、やはり血行不良を招く結果となります。

    髪の毛は、毛乳頭が毛細血管から栄養を受け取り、毛母細胞を分裂させることで成長します。

    そのため、血行不良に陥ると髪の毛が十分に成長せず、抜け落ちてしまうリスクが高くなるのです。

    食生活による影響

    私たちの身体は日々の食事によって作られており、髪の毛も例外ではありません。

    極端なダイエットによって栄養不足状態に陥った場合、髪の毛を成長させるエネルギーが不足し、結果として抜けてのリスクを高めることがあります。

    髪の毛はたんぱく質の一種であるケラチンからできているため、たんぱく質が不足すると、髪の毛の成長に悪影響を及ぼします。

    また、アミノ酸をケラチンに再合成する働きを持つ亜鉛が不足すると、やはり髪の毛の成長を阻害することとなります。

    すぐできる抜け毛の予防方法

    抜け毛を予防するためには、日ごろから次のようなことに気を付けることが重要です。

  • 髪の毛の成長に役立つ栄養素を摂取する
  • 普段使っているシャンプーを見直してみる
  • スカルプケアを意識する
  • 髪の毛の成長に役立つ栄養素を摂取する

    先述したように、私たちの髪の毛は、たんぱく質の一種であるケラチンから作られています。

    また、ケラチンは18種類のアミノ酸から構成されています。

    そのため、アミノ酸を多く含む食事を意識することが重要です。

    ただし、アミノ酸を積極的に摂取しても、アミノ酸をケラチンへと再合成する亜鉛が不足していては片手落ちと言わざるを得ません。

    食事の際には亜鉛も積極的に摂取しましょう。

    その他に摂取したい栄養素としては、ビタミン類やイソフラボン、乳酸菌などが挙げられます。

    ビタミン類には頭皮環境を改善したり、血行を促進したり、アミノ酸の吸収効率を高めたりといった、さまざまな働きがあります。

    日ごろから積極的に生野菜や果物を摂取することがポイントです。

    イソフラボンには、女性ホルモンの一種であるエストロゲンに似た働きがあるため、更年期の薄毛がみられる場合には摂取することをおすすめします。

    乳酸菌には腸内環境を整える働きがあります。

    それによって、栄養を効率よく吸収し、髪の毛の成長を促進することが期待できます。

    日々の食事で賄いきれない分に関しては、サプリメントを利用するのもよいでしょう。

    自分で出来る薄毛改善方法に関する記事はこちら

    普段使っているシャンプーを見直してみる

    市販のシャンプーには合成界面活性剤やアルコール、合成香料など、頭皮や髪の毛にとって有害な成分が多く含まれています。

    そのため、抜け毛を予防するには育毛シャンプーや薬用シャンプーといった、アミノ酸系のシャンプーがおすすめです。

    また、頭皮を洗う際には爪を立てず、指の腹でマッサージするように優しく洗いましょう。

    洗髪後はドライヤーでしっかりと乾かし、頭皮や髪の毛が濡れた状態で長くいないことが重要です。

    スカルプケアを意識する

    抜け毛は頭皮環境が悪化することで起こるケースが多いです。

    そのため、日ごろからスカルプケアを意識し、頭皮環境を悪化させないことが重要です。

    20代のM字ハゲに関する記事はこちら

    さらに気になる方へ|新宿メディカルクリニックへ

  • 男性だけでなく女性の薄毛の治療も行っている
  • 投薬治療だけでなく、注入療法も行っている
  • 自宅でできる抜け毛予防についてのアドバイスも受けられる
  • 今回ご紹介したような抜け毛対策をおこなっても、なかなか抜け毛が減らないというような場合、新宿メディカルクリニックを受診されることがおすすめです。

    当院では男性だけでなく、女性の薄毛治療も行っています。

    それだけにプライバシーには配慮し、他人の目を気にせず治療に集中していただくける環境を整えています。

    また、一般的な皮膚科とは異なり、投薬治療だけでなく、より高い効果を期待できる注入療法も行っていますし、日常生活におけるアドバイスを受けていただくことも可能です。

    治療法や料金に関しては、次の表をご参考になさってください。

    治療薬・治療法 1ケ月あたりの治療費
    プロペシア(国内正規品) 8,932円(税込)
    プロペシア(ジェネリック) 4,620円(税込)
    ザガーロ 12,012円(税込)
    ザガーロジェネリック(デュタステリド錠) 7,700円(税込)
    注入療法(メドジェット治療) 19,008円(税込)~
    成長因子育毛剤 22,000円(税込)
    オリジナルサプリメント 8,250円(税込)
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    まとめ

    男性はもちろんのこと、女性の中にも薄毛に悩まされている方は少なくありません。

    日々の抜け毛が増えていくと、精神的にも追い込まれていくものです。

    そんな時は、お一人でお悩みにならず、専門家にご相談頂くことをおすすめします。

    新宿メディカルクリニックでは、専門のカウンセラーが、髪の毛に関するあらゆるお悩みに懇切丁寧にお応えしています。

    また、ご予算に応じてさまざまな施術をおこなっていますので、治療費や治療法に関する疑問や質問など、なんでもご相談いただければ幸いです。

    なるべく早めに抜け毛予防を開始して、将来の薄毛のリスクを減らしましょう。

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