日本人男性の多くを悩ませている男性型脱毛症(AGA)。
髪が減っていったら、若いころの自信もなくなっていってしまいます。
そもそもなぜハゲてしまうのでしょうか。
今回はハゲのメカニズムやハゲの多岐にわたる原因、自分で今すぐできる治療法などを徹底的に解説していきます。
— 目次 —
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■はげの原因は?
◇男性型脱毛症(AGA)
◇ヘアサイクルの乱れ
◇遺伝的要素
◇生活習慣の乱れが原因
◇ストレスが原因
◇血行不良が原因
◇間違ったヘアケアが原因
■自分で今すぐ出来るはげの対策とは
■はげの原因を知り、適切な対策を行うならクリニックへ!
◇クリニックで治療を受けるメリット
◇おすすめのクリニック【新宿メディカルクリニック】
■まとめ
はげの原因は?
男性型脱毛症(AGA)
AGAとは
AGAは成人男性に多く見られる脱毛症であり、薄毛の症状に悩んでいる男性の大半がAGAであると言われています。
AGAの経過では、多くはこめかみの上から始まって生え際が後退し、いわゆるM字ハゲになることが多いです。
つむじハゲや若ハゲもAGAのひとつです。
AGAのメカニズム
男性ホルモンであるテストステロンは本来、男らしい体つきに発達させる作用を持つもので、筋肉増強やヒゲ、体毛を増やす作用もあります。
テストステロンは5αリダクターゼという酵素によって、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。
これがAGAの大きな原因の1つです。
ヘアサイクルの乱れ
髪の毛は成長期、退行期、休止期の3つの状態があります。
成長期は名前の通り髪の毛が伸びていき、退行期は髪の毛を生み出す毛球が縮み、土台が弱くなります。
退行期の期間は約2~3週間だと言われています。
そして、最後に3,4ヵ月ほど休止期をむかえて、髪が抜け落ちていきます。
この3つのうち成長期が最も長く、その年月は通常2年~6年ほど続きます。
しかしAGAを発症している方は、DHTの働きにより髪の毛の成長期が極端に短くなるため、髪の毛が十分に成長しないまま早くに抜け落ちていってしまいます。
DHTは毛髪の元となる細胞である、毛母細胞の働きを低下させるだけでなく、全身の皮脂量を増やして毛穴も詰まりやすくするので、それもさらにハゲに繋がりやすくさせてしまいます。
健康的なひとでも1日100本ほど髪は抜け落ちますが、AGAの場合は1日200本以上抜けていってしまうことが多いです。
遺伝的要素
テストステロンをDHTに変換する5αリダクターゼは、一人ひとり分泌量がかなり異なり、遺伝的な要素が強いです。
つまり人によっては、5αリダクターゼが非常に生成されやすい体質ということもあるのです。
生活習慣の乱れが原因
三大栄養素が足りていない
健康の三大栄養素はタンパク質、脂質、炭水化物の3つですが、それとはべつに髪の毛にも三大栄養素があります。
髪の毛の三大栄養素はタンパク質、ビタミン、亜鉛(ミネラル)の3つです。
髪の毛の90%以上はタンパク質でできており、髪の発育には必要不可欠です。
ビタミンは髪の毛の健康維持や新陳代謝を活性化させ、頭皮の毛細血管を太くし血行を促進する効果があり、亜鉛はタンパク質の合成に貢献するので、こちらも重要な栄養素です。
健康の三大栄養素、髪の毛の三大栄養素どちらも重要です。
これらが不足してしまうと髪の毛に栄養が行き届かなくなってしまい髪の発育に異常が生じてしまいます。
過度な喫煙や飲酒
過度な喫煙は、煙草に含まれるニコチンが血管を収縮させて血行不良を引き起こします。
血行が悪いと、髪の毛に栄養を送り込むことが困難になり、髪の毛の発育に悪影響を及ぼします。
さらに煙によって血液中のビタミンCが破壊されてしまい、栄養面においても悪影響を及ぼします。
過度な飲酒においても、AGAに大きな影響を与えると言われています。
体内でアルコールを分解する際に、アセトアルデヒドという毒性の強い物質が生成されます。
このアセトアルデヒドは、さきほど紹介した5αリダクターゼと同じような働きをしており、DHTを多く生成していまいます。
睡眠不足や運動不足が原因
髪の毛は成長ホルモン分泌によって発育するので、十分に睡眠がとれていないと髪の毛の発育に影響を及ぼします。
また、髪の毛は血管から送られてくる栄養によって発育していますが、睡眠不足は頭皮の血流も低下させてしまいます。
適度な運動は血行や代謝を促進します。
運動不足になってしまうと血行や代謝が悪くなってしまいます。
ストレスが原因
ストレスはAGAに間接的な影響を与えると言われています。
強いストレスを感じていると、自律神経のバランスが乱れ、それに伴いホルモンバランスも乱れます。
これらの影響により皮脂の分泌量が増えて毛穴が詰まり、抜け毛を増やす要因になってしまいます。
血行不良が原因
髪の毛は血管から送られてくる栄養によって発育しています。
そのため何らかの原因で血行不良になると、十分に栄養が行きわたらなくなり髪の毛の発育に悪影響を及ぼします。
間違ったヘアケアが原因
日々のヘアケアでも髪の毛に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
たとえば洗浄力の強すぎるシャンプーで頭皮をゴシゴシ洗いすぎてしまうと、必要以上に皮脂が落とされてしまいます。
必要以上に皮脂が失われると、身体は皮脂を早急に取り戻そうとするため最終的に皮脂の異常分泌につながってしまいます。
他にもドライヤーで熱を当てすぎて頭皮にダメージを与えてしまったり、体質に合わない育毛剤なども髪の毛に悪影響を及ぼします。
自分で今すぐ出来るはげの対策とは
育毛剤を試してみる
メリット
育毛剤のメリットはなんといっても手軽に使用できることです。
市販で購入することもでき、その手軽さに人気があります。
育毛剤は頭皮を健康に保ち、髪が育ちやすい環境を整え、かつ薄毛の原因になる有害物質を除去しこれ以上の抜け毛を防ぐことができます。
デメリット
育毛剤や発毛剤によってさまざまな成分が使用されています。
その成分の多くには副作用が報告されており、たとえばミノキシジルはめまい、動悸、かゆみなど、フィナステリドは性欲減退、先天性白内障、脱毛症などがあります。
また、先述した通り育毛剤は髪が育ちやすい環境を整えこれ以上の抜け毛を防ぐことは期待できますが、新しい毛をどんどん生やすという効果はないところがデメリットといえます。
育毛剤の料金相場
育毛剤の相場は月に数千円~1万円前後となっています。
育毛シャンプーを使用する
メリット
育毛シャンプーのメリットは、気軽に、かつ安く使用できることです。
育毛剤よりも安く購入できることもあります。
育毛シャンプーは頭皮環境をととのえ、フケやかゆみ、抜け毛の予防しコシのある髪を生まれやすくします。
デメリット
育毛シャンプーのデメリットは、育毛作用があまり強くないことが挙げられます。
育毛シャンプーは頭皮環境を整えることに重きを置いているため、髪の毛を一気に伸ばす・増やすということはあまり期待できません。
育毛シャンプーの料金相場
育毛シャンプーの料金相場は、ボトル1本あたり、2,000円~5,000円となっています。
生活習慣を見直す
生活習慣を見直すことも大切です。
過度な喫煙や飲酒、睡眠不足、運動不足などは健康にも髪の毛にも悪影響です。
喫煙や飲酒は控えめにし、適度な運動、決まった時間に起きて寝るなどを徹底することが大切です。
はげの原因を知り、適切な対策を行うならクリニックへ!
クリニックで治療を受けるメリット
無理のない通院
クリニックで治療を受けるとなると、頻繁に通院しなくてはならないと思われがちかもしれません。
実際はそんなことはなく、月1~2回ほど通院して、毎日内服薬を服用するだけでそれほど手間はかかりません。
ほとんどの方が効果を実感できる
育毛剤や育毛シャンプー、発毛剤を使用しても効果が表れないという方も多くいらっしゃいます。
しかしAGA専門医のプロが行う治療なので患者さんの大多数の方が目に見えて実感できるほど効果が表れやすいという大きなメリットがあります。
発毛に特化した治療
一般的な皮膚科でもAGA治療を受けることはできますが、そこでの治療はAGAの進行を遅らせるにとどまり、発毛まではあまり望めないことが多いです。
一方でクリニックでの治療は経験豊富なAGA専門医が多く在籍しており、発毛に特化した治療を受けることができます。
薄毛の原因を遺伝子レベルまで解析
一人ひとりにあった治療法を見つけるために、患者さんの遺伝子レベルから解析を行うクリニックもあります。
最新の治療法も導入して、一刻も早く患者さんの悩みを解決します。
一度発症してしまったら自力で治すのは難しいAGAを食い止める
一度AGAを発症してしまったら、生活習慣の改善だけでAGAを食い止めることは難しいです。
もちろんAGAの進行スピードを抑えることはできますが、それ以上は厳しいのが現実です。
AGAを一番はやく治す近道は、専門のクリニックで専門医の治療を受けるのが確実で最善と言えます。
おすすめのクリニック【新宿メディカルクリニック】
新宿メディカルクリニックの特徴
新宿メディカルクリニックでは4,200円からAGA治療を受けることができます。
育毛効果の実感率も94.7%と非常に高い実績を持っています。
また、無料でカウンセリングをおこなっており、一人ひとりの抜け毛・薄毛の原因を徹底的に分析しオーダーメイドで治療しています。
条件はありますが、効果が実感できなかった場合は全額返金をおこなっています。
男性だけでなく、女性もAGA治療を受けることができます。
新宿メディカルクリニックの治療方法
成長因子注入治療と医療品の併用が一般的です。
成長因子注入治療は蚊の針よりも細い針で薬剤を直接注入し、発毛効果をもたらします。
医療品には内服薬や外用薬、サプリメントを用います。
成長因子注入治療と医療品を併用することで、より早く確実に治しやすくなります。
新宿メディカルクリニックの治療費
成長因子注入治療は治療範囲・治療期間によって治療費が異なります。
以下の表を参考にしてください。
範囲の目安 | 6ヶ月コースの場合(税別) 1回あたり |
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500円玉1個程度 | 10,640円~ |
名刺サイズ程度 | 41,040円~ |
ハガキサイズ程度 | 79,040円~ |
まとめ
いかがでしょうか。
AGAには様々な要因があり、なかでも遺伝的要因に関してはなかなか対策することが難しいです。
少しでもAGAかなと思ったら、なるべく早くクリニックの無料カウンセリングを受けるなどをして対策を打つことが有効になります。
新宿メディカルクリニックでは無料のカウンセリングを実施しているので、お悩みの方は相談してみるといいかもしれません。