将来絶対にハゲたくないけど、もしハゲたらどうしよう・・・。
このように将来の自分が不安な男性も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、将来ハゲる可能性の高い男性の特徴について紹介していきます。
耳が痛いかもしれませんが、早いうちから知っておくことでハゲに先手を打てるのでぜひ参考にしてみてください。
— 目次 —
将来ハゲる人の特徴【男性編】
将来ハゲやすい人の特徴
母方に家系に薄毛の方がいると、遺伝する可能性が高い
薄毛を引き起こす原因に、X染色体というものが関係しています。
染色体は親の情報を子に引き継ぐ役割があり、X染色体は薄毛の遺伝子を持つことがわかっています。
男性は母親のX染色体と父親のY染色体を受け継ぐので、母方に薄毛の方がいると遺伝の影響を受けやすいといわれています。
後天的に細く柔らかい髪質になった
生まれつきハゲやすい髪質はありませんが、生活習慣やストレスなどで後天的に髪質が変わった場合には注意が必要です。
髪質が細くなったりすることを軟毛化と言います。
軟毛化が進むと抜け毛の原因になってしまうと言われています。
将来ハゲやすい人の生活習慣とは
質の悪い睡眠
成長ホルモンは子供の時にしか分泌されないと思っている方も多いと思いますが、実は成長ホルモンは大人になってからも分泌されています。
この成長ホルモンは髪の毛の生成にも影響しているので、睡眠の質が悪いと成長ホルモンが十分に分泌されず、薄毛に繋がる恐れがあります。
偏った食生活
皮脂の分泌を多くして頭皮の老化を早めてしまう脂質や、血液の質を悪化させ頭皮に悪影響を及ぼす糖質、塩分の過剰摂取も血流悪化に繋がります。
ジャンクフードやポテトチップス、ラーメンなどの脂質や塩分の多い食べ物は薄毛を悪化させると言われています。
運動不足
日本人の3人に1人が運動不足と言われています。
運動不足になると体中の血流が悪化し、特に心臓から遠い場所にある頭皮には血流がさらに行き届きにくくなってしまいます。
フロリダ大学の実験で、運動させるマウス・運動不足のマウスの2グループを用意し、18ヵ月経過を観察したところ、運動マウスの脱毛率は5%だったのに対し、運動不足マウスの脱毛率は20%だったという結果が出ています。
お酒やタバコ
過度なタバコはニコチンによって血管が収縮されて、血行不良を引き起こしてしまいます。
血行不良の結果、髪の毛に栄養を送り込むことが困難になり髪の毛の発育に悪影響を及ぼします。
過度な飲酒も、毒性の強い物質が生成されてハゲの原因であるジヒドロテストステロンを多く生成してしまいます。
ストレスが溜まっている
ストレスは薄毛に間接的な影響を与えると言われています。
強いストレスを感じていると自律神経のバランスが乱れ、ホルモンバランスも崩れてしまいます。
将来ハゲる人は何歳から気になってくる?
薄毛が気になり始める平均の年代
男性:平均38.2歳
男性の薄毛が気になり始める平均の年代ピークは40代前半です。
しかし, 薄毛は年齢に関係なく発症するので、20代前半から薄毛の悩みを抱えている方も多くいらっしゃいます。
これらを踏まえ、男性において薄毛が気になり始める平均の年代は38.2歳とされています。
女性:平均41.4歳
女性は40代や50代で薄毛が気になる方が多いです。
それは閉経に伴う「女性ホルモンの量の変化」が関係しています。
閉経に近づくにつれて、一気に女性ホルモンの分泌量が減少するため、髪のボリュームの低下が目立つようになるからです。
平均的に41.4歳から薄毛に悩む女性が多いとされています。
将来ハゲないための予防策を解説!
ハゲ予防のサプリを飲む
サプリを取り入れることは有効なハゲ予防の1つです。
栄養不足で髪の栄養が損なわれている状態が続くと、薄毛に繋がってしまいます。
サプリメントで効率的に髪の毛に必要な栄養素を補うことで、ハゲ予防に繋がります。
ここでは、ハゲ予防につながるサプリメントを紹介していきます。
亜鉛
亜鉛は、髪の主成分であるケラチンを作るのに重要な栄養素であり、さらに薄毛の原因となるジヒドロテストステロンの生成を抑制する効果があります。
普段の食事だけで補うことは難しいので、サプリメントで補うことをお勧めします。
ビタミン
ビタミンBは代謝を促進し、毛母細胞の細胞分裂を活発にさせる効果があります。
ビタミンA,C,Eは抗酸化作用があります。
薄毛予防だけでなく健康な身体を維持するのに重要な栄養素なので、サプリメントで補うことも有効です。
L-リジン
L-リジンは髪を発育するのに重要な必須アミノ酸で、抜け毛対策にもつながると言われています。
体内で生成することができないので、食事やサプリメントで補いましょう。
ハゲを予防する食べ物
肉・魚
肉や魚は、髪の発育に必要なタンパク質を多く含んだ食品です。
なかでも豚のレバーは亜鉛やビタミンが豊富に含まれているため、効果的な食品です。
卵
髪の毛の発育に必要な栄養素を多く網羅しているのが卵です。
髪の発育に重要なビタミンH、レシチン、亜鉛が豊富に含まれており、ハゲ予防に最適ともいえる食品です。
卵を60度以上で熱するとレシチンが失われるので、調理法にも少し工夫すると良いかもしれません。
黄緑色野菜
ビタミンやミネラルなど、健康を維持するのに非常に重要な栄養素を多く含んでいるのが黄緑色野菜です。
鉄分やミネラルなどが豊富に含まれており、血行を促進する効果があります。
できれば野菜ジュースなどでなく、毎食サラダを食べるくらいの心持ちでいましょう。
大豆
大豆類に含まれているイソフラボンは、薄毛を進行させる男性ホルモンのジヒドロテストステロンを抑制する働きがあります。
イソフラボンはダイエットや美容に有効であり女性に人気がありますが、薄毛に悩んでいる・対策しようとしている方にとっても強い味方です。
正しい頭皮ケアを行う
誤った頭皮ケアをしてしまうと、薄毛の原因になりかねません。
シャンプーの選び方と、適切な髪の洗い方について紹介します。
シャンプーの選び方
頭皮環境を整えることは、薄毛の予防につながります。
しかし、洗浄力の高すぎるシャンプーは、薄毛対策の逆効果になりやすいです。
洗浄力が強すぎると必要な皮脂までそぎ落とされてしまい、本来備わっているバリア機能が失われてしまいます。
そのために、洗浄力の強すぎないシャンプーを選ぶことが大切です。
薄毛予防の効果がある育毛シャンプーを使うことは、頭皮への負担を極めて少なくして、頭皮の血行を促進するなどの効果を期待できます。
正しい髪の洗い方
薄毛対策に使える、正しい髪の洗い方について紹介します。
①シャンプーの前にブラッシング
②お湯で2分髪をすすぐ
③シャンプー
④最後のすすぎは念入りに行う
育毛剤でヘアケアを行う
育毛剤は髪の毛の成長を促す成分を主体としており、毛母細胞の働きを活発化させ血行を良くします。
すでにある髪の毛の成長を促進したり頭皮環境を整えたりすることで、脱毛を防ぐ効果が期待できます。
ただしアレルギー体質や敏感肌の方は育毛剤を使用することで副作用がみられることもあり、注意が必要です。
規則正しい生活を行う
ハゲを予防するには、規則正しい生活を送ることが大切です。
いくら頭皮ケアをしても、生活習慣が乱れていると頭皮に悪影響を及ぼしてしまいます。
適度な運動をして、過度な飲酒や喫煙を控え、質の高い睡眠を取るように心掛けましょう。
少し意識してエスカレーターを使わずに階段を使ってみたり、職場まで自転車で向かうなどでも構いません。
日常の意識が大切です。
将来ハゲるか心配な方はクリニックを受診しましょうx
いくつかのAGA専門クリニックでは、ハゲの潜在的なリスクを判定するAGA遺伝子検査を提供しています。
遺伝子検査を受けることで将来ハゲるかを予測でき、早めの対策が可能になります。
検査自体はすぐ終わるので、小学生がAGA遺伝子検査を受ける場合もあるようです。
また、男性だけでなく、女性もこの遺伝子検査を受けることができます。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は将来ハゲる可能性の高い方の特徴や、ハゲ予防について解説していきました。
様々な要因はありますが、ハゲてから対策するよりも未然に対策していくことが大切です。
いくつかのクリニックでは、AGAの発症リスクを調べる遺伝子検査を提供しているので、不安な方は一度診断を受けてみてはいかがでしょうか。